政府は2026年6月、国の経済政策の基本方針となる「骨太の方針2026」を決定しました。事業主の皆さまに関係する主な内容をご紹介します。
成長分野と学習再構築
まず、成長が期待される17分野に加え、医療・福祉・介護など、暮らしに不可欠な分野においても、国と地域が連携して人材の育成・確保を進めます。学び直し(リスキリング)の機会を拡充し、デジタル技術を身につけ、より高い賃金を得られる人材の育成を後押しするほか、広い世代に学び直しへの関心を持ってもらうための取組みも進められる予定です。
人材育成と支援制度
人材育成にあたっては、教育・産業・雇用に関する政策を連携させ、切れ目なく推進する方針です。企業・大学・行政が協力し、必要な知識やスキル、待遇のわかりやすい提示、研修プログラムの開発、費用負担の軽減、社会人が利用しやすい奨学金制度の普及などが検討されます。
賃上げ環境の整備
また、強い経済の実現に向けて、賃上げやすい環境づくりにも力を入れます。2029年度までに、物価上昇分に加えて年1%程度の賃金上昇を、社会全体の「当たり前」として定着させる方針が示されました。
中小企業支援と問い合わせ
人手不足が進む中でも、中堅・中小企業が地域経済を支える存在であり続けられるよう、変化に前向きに取り組む企業に対する広い支援策も打ち出されます。今後、具体的な支援策や助成金制度の拡充が見込まれます。
おわりに
人材育成や賃上げに関する制度の活用については、気軽に当事務所まで相談ください。