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【売上や定着率の上昇に向けて】社員のエンゲージメントやロイヤルティを測る方法

今回は社員のエンゲージメントやロイヤルティを測る方法について
ご紹介いたします。

 

エンゲージメントとは、社員の会社に対する「愛着心」や
「思い入れ」を表すものです。
また、個人と組織が一体となり、
双方の成長に貢献しあう関係のこともいいます。

 

また、ロイヤルティとは、
顧客や従業員が企業に対して抱く信頼や愛着のことです。

 

エンゲージメントやロイヤルティを向上させることで、
社員の自発的な貢献意欲や力の発揮につながり、
企業の戦略や目標に沿った行動や成果を生み出すことができます。

 

では、エンゲージメントやロイヤルティを測る方法は
以下のようなものがあります。

1. アンケート調査をする

アンケート調査は、社員がどのように感じているかを
直接聞くことができるため、最も一般的な方法です。
しかし、アンケート調査は、回答者が自分自身を過大評価する傾向があるため、
正確な結果を得るためには注意が必要です。

2. 退職率の低さを測る

退職率の低さは、社員が組織に長く留まりたいと
思っていることを示す指標です。
しかし、退職率が低い数値であっても
社員が組織に満足しているかまでは完璧に測ることが難しい場合もあります。

3. 社員の定着率を測る

社員の定着率は、社員が長期間にわたって
組織に留まりたいと思っていることを示す指標です。
しかし、定着率が高い数値であっても
社員が組織に忠誠心を持っているかという部分まで分析することは難しいです。

4. エンゲージメント調査をする

エンゲージメント調査とは、
企業と社員の結び付きの強さを測る調査のことで、
eNPS(Employee Net Promoter Score)というものがあります。

 

これは、アメリカの会社が開発した調査方法をアレンジしたもので、
0〜10点をつけ評価します。
数字が0〜6点は「批判者」、7〜8点は「中立者」、9〜10点は「推奨者」に
該当し、推奨者から批判者を控除した数値がeNPSです。

 

質問項目は業種や会社ごとに異なります。
自社で作成する際は部署や職種ごとに設計しましょう。
たとえば『家族や友人が「あなたの会社で働きたい」と言ったら、
勧める度合いはどの程度ですか?』と質問し、
従業員が職場に抱く満足度を測ります。

 

エンゲージメントやロイヤルティの向上を実現できれば、
売上や純利益の向上や定着率の上昇などにも繋がります。

 

効果的に調査を実施して従業員の現状を把握し、
自社の成長に繋げてみてはいかがでしょうか。

 

今回の内容を参考にし、ぜひ調査を実施してみてください。