今回は、採用した従業員から提出を求められることがある、
「採用証明書」について、発行が必要なシーンや理由を解説します。
採用証明書とは
採用証明書は、失業手当の受給を停止するために、
求職者がハローワークに提出する書類です。
そのため、採用証明書の発行が必要なのは、
一定の求職期間を経た転職者を採用した場合になります。
再就職手当の受給にも必要
失業手当の受給停止以外に、
求職者が再就職手当を受け取るためにも必要です。
ハローワークでは、採用証明書の内容をもとにして、
再就職した事実を確認するため、
求職者がスムーズに給付金を受け取るために、
企業はなるべく早く発行することが大切です。
本人記入欄をあらかじめ記入してもらおう
採用証明書の様式は、自治体によって少し異なります。
本人記入欄と、事業所記入欄の2つがあるので、
先に本人記入欄を埋めてもらった状態で提出してもらうことがおすすめです。
念のため、氏名や生年月日などの整合性を確認しましょう。