今回は、最近注目を集めている「社内副業制度」について、
メリット・デメリットを中心に解説します。
ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。
社内副業制度とは
社内副業制度とは、社内で自分が所属している部署やチームの
範囲外で業務に携わることです。
元の部署・チームには籍を置いたまま、
副業のような形で他の業務を行います。
人事不足をカバーし、同時に従業員のスキルアップを図れる方法として
注目を集めています。
キャリアの幅が広がり、組織の生産性向上にもつながる
普段経験できない業務に携わることで、
従業員が知識やスキルを習得する機会となり、
結果的にキャリア形成の幅が広がります。
また、副業分の報酬が発生するため、
モチベーションアップにつながることも期待できます。
本業に悪影響が出る可能性がある
社内副業制度を導入する懸念点としては、
従業員の負担が増え、本業に悪影響が出てしまうことです。
「副業を始めたせいで、本業で残業が発生した」
のような事態にもなりかねません。
自社で導入する場合は、デメリットをしっかりカバーしたうえで実施しましょう。