今回は、人事評価制度を導入するメリットとデメリットを整理していきます。
ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。
モチベーションの向上
代表的なメリットとして挙げられるのが、
従業員のモチベーション向上です。
自分の頑張りが処遇にも反映されるため、
「努力が報われる」という意識が強くなり、
仕事に前向きに取り組めるようになります。
自社への満足度向上や育成への好影響もある
自分の能力が適切に評価されることで、
自社への満足度が向上し、離職率が低下する可能性もあります。
また、人事評価制度を通して一人ひとりの能力を客観的に把握できるようになり、
育成や人材配置への好影響も生まれるでしょう。
形だけの導入にならないよう注意
人事評価制度が形だけの導入になっており、
処遇と連動していなかったり、フィードバックが行われていなかったりする
ケースもあります。
評価基準が統一されておらず、
上司の恣意的な評価になっていることも少なくありません。
不適切な人事評価制度の導入は、
かえって組織に悪影響を与える可能性が高いので、
注意が必要です。