今回は、厚生労働省の発表を元に、日本における100歳以上の人口についてご紹介します。
「人生100年時代」とも言われる現在、実際に100歳を超える人はどのくらいいるのでしょうか。
【出典】百歳の高齢者へのお祝い状及び記念品の贈呈について|厚生労働省
100歳以上の高齢者が8万6510人に
厚生労働省が9月14日に発表した内容によると、100歳以上の高齢者が、過去最多の8万6510人になりました。
全体の9割近くを女性が占め、7万6450人、男性は初めて1万人を超えています。最高齢は、女性が118歳、男性は111歳です。
都道府県別に見ると島根が9年連続1位
都道府県別に見ると、10万人あたりの100歳以上が最も多いのは島根県。以降、高知県、鹿児島県と続きます。島根県は9年連続で1位です。反対に、最も少ないのは32年連続で埼玉県となりました。
平成時代で20倍以上に。令和に入ってからも急増
100歳以上の人口は近年大きく増加しており、平成に入ってから20倍になっています。さらに、令和に入ってからも急増中です。
親の介護や高齢者雇用など、長生きする人が増えることで企業に影響する要素も少なくありません。ぜひ、今後の動向にも注目してみてください。