賃金の上昇が鈍い中、副業への関心が高まっています。
リクルートが2021年に実施した調査によると、すでに副業や兼業をしている正社員は約10%でした。
副業を行う人や興味を持つ人は今後も増加していくと考えられています。
そこで企業が副業を認めるメリットを2つ紹介します。
従業員のスキルアップ
副業を通して社員がスキルアップすることは、本業の企業にとっても大きなメリットと言えます。
副業には本業での経験や知識を活かす場合と、本業では得られないスキルを副業で磨く場合の2パターンがあります。
どちらにおいても副業で得られるスキルは本業に十分活かすことができるでしょう。
本業にとっては副業が実践的な研修のような役割を果たしてくれるといえます。
人材の確保・離職者の減少
企業が副業を認めていることをアピールすると、新たな人材を集めやすくなります。
副業を禁止している企業よりも、許可している企業の方に魅力を感じる求職者が増えているためです。
また副業を認めると離職者が減少するというメリットもあるでしょう。
副業が認められていることで、転職というリスクをとらずにやりたいことを実現しやすくなり、
居心地の良さやエンゲージメントの向上につながるためです。
企業にとってもメリットがある副業の解禁。導入を検討してみてもよいかもしれません。