20代のZ世代社員に対し、国家資格キャリアコンサルタントなどによるキャリア自立支援を行う企業が増えてきています。
キャリアコンサルタントの役割
国家資格のキャリアコンサルタントは、2016年に設けられた資格です。
若手社員から職場への期待と現実の落差など悩みを聞くのが仕事です。
仕事で培った強みを分析して将来どの分野で活かすか話し合います。
キャリア面談によって、働きがいを再認識し、仕事に自律的に取り組めるように導くのがキャリアコンサルタントの役割です。
若手社員の「働きがい」を高める重要度は増してきている
近年の新卒社員は、終身雇用への意識は低く入社後も人材会社の転職サイトに登録する人が多いです。
デジタルネイティブな「Z世代」特有の転職志向に対応するには、企業はキャリアと働きがいを高めて若手の引き留めを行う必要があります。
若手社員は3年ほど経つとモチベーションが下がり、漠然と不安を抱く人が多く見られます。
若手の離職を防ぐには、本人が自律的に仕事に取り組めるサポートが必要です。
外部のキャリアコンサルタントを活用するなど、働きがいを高める施策を取り入れるのがおすすめです。