今回は、ハイブリッドワークを成功させるためのポイントを紹介します。
環境整備のポイント
ハイブリッドワークでは従来の固定座席を廃止し、フリーアドレスを導入することで変動する出社率に対応できます。
また、固定席が減ることで空いたスペースには集中して作業できるブースや、
Webミーティングに適した個室型ブースを用意するのがおすすめです。
従業員同士のコミュニケーションを促進するために、カフェの座席のようなスペースを作る企業も多く見られます。
また、テレワークを初めて導入するのであればパソコンを自宅でも扱えるように、ICT環境も整備しておきましょう。
チャットツールや勤怠管理システム、Web会議ができるツールなども必要です。
仕組みづくりのポイント
従業員がさまざまな場所で働くハイブリッドワークを成功させるには、
スムーズにコミュニケーションが取れるようなルールや仕組みづくりが欠かせません。
あらかじめ報告や連絡、相談の手段やルールを明文化しておくことで、混乱を防ぐことができます。
また、運用中も状況に合わせて柔軟にルールを見直すことも大切です。
出社の日数をどうするかも悩むポイントです。
たとえば「週2日は必ず出社する」などと決めてしまうと、かえって業務効率が落ちてしまう場合もあります。
そのため出社のルールはあまり厳密に決めすぎず、従業員が柔軟に設定できるルールがおすすめです。
今回紹介したポイントを参考にハイブリッドワークをすすめてみてはいかがでしょうか。