今回は、内閣府が6月に発表した最新の男女共同参画白書のデータを紹介します。
昨今「働き方改革が必要だ」と言われる背景には、共働き世代の増加などがあります。
しかし、実際のところは以前と比べてどのくらい増えたの?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで昭和60年と令和2年の結婚や家族に関する客観的なデータを紹介します。
出典:【内閣府】男女共同参画白書 https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/index.html
婚姻件数
昭和60年:73.6万
令和2年:52.6万
離婚件数
昭和60年:16.7万
令和2年:19.3万
共働き世帯数
昭和60年:722万
令和2年:1240万
専業主婦世帯数
昭和60年:952万
令和2年:571万
3号被保険者適用数
昭和60年:1093万人
令和2年:793万人
※3号被保険者とは、厚生年金保険や共済組合等に加入している会社員や公務員の方に
扶養されている配偶者の方で、原則として年収が130万円未満の20歳以上60歳未満の方のことです。
単身世帯数
昭和60年:789万
令和2年:2115万
一人親世帯数
昭和60年:240万
令和2年:500万
男性の50歳未婚率
昭和60年:3.7%
令和2年:25.9%
やはり、データを見比べると婚姻件数などが減少している一方で、共働き世代は増えているなどの現状が分かります。
働き方改革などをすすめる際には、根拠として今回紹介したデータを活用してはいかがでしょうか。