今回は、更年期を迎える女性への支援について、
現状や企業ができる取り組みを紹介します。
ぜひ、今後の活動にお役立てください。
更年期とは
女性の更年期とは、閉経前後の5年間を合わせた10年間を指します。
人にもよりますが、具体的な年齢で言うと45歳~55歳です。
女性ホルモンの減少により、多くの女性は更年期に不調を起こします。
企業としては、組織全体が理解を深めたうえで、
周囲がサポートすることが重要なのです。
更年期に退職する女性も
NHKや女性の健康とメノポーズ協会が実施した2021年の調査では、
「職場で経験した更年期に関する支障」について、
「職場の人に迷惑をかけたと思った」と答えた割合は15.1%、
「更年期症状への配慮がなかった」は9.8%です。
同調査では、更年期症状による就業状況への影響も回答を得ており、
「仕事を辞めることを検討した」「仕事を辞めた」を合わせると、19.6%です。
周囲のサポートがいかに重要かが分かります。
更年期の女性を支援する方法
更年期の女性を支援するためには、
まずは周囲の理解を深め、サポートする体制を整えることが大切です。
そのうえで、休暇の導入や相談窓口の設置など、
不調の際に負担を軽減できる仕組みを整えることもおすすめです。
ぜひ、自社に合った方法を検討してください。