今回は、最近注目されている「週休3日制」に対する労働者の意識について、
マイナビ転職の調査を元に紹介します。
収入が減少するのであれば利用したくない人が多い
週休3日制の利用意識について、
勤務日数の減少に合わせ収入も減少する場合、
「どちらかといえば利用したくない」は30.9%、
「利用したくない」は47.6%でした。
両者を合わせた、週休3日制の利用にマイナスの意識を持っている人は、
全体の約8割にのぼります。
収入が変わらない場合は約8割が「利用したい」
一方で、勤務日数が減少しても収入が変わらない場合、
「利用したい」が48.0%、「どちらかといえば利用したい」が29.9%です。
収入が減少する場合と対照的に、
多くの人が利用に前向きだと分かります。
収入の維持がカギ
生産性の向上やスキルアップなどの効果が期待されている
週休3日制ですが、収入減少への不安から、マイナスの意識を持っている
労働者も多いようです。
週休3日制を効果的に運用するには、賃金の維持がカギを握るかもしれません。