今回は、エン転職が実施しているアンケート調査を元に、
「テレワークの現在」をテーマに紹介します。
同調査は、2022年2月24日~3月28日に行われ、
有効回答数は11,605名です。
テレワーク経験者は2019年の10倍に
「テレワーク制度を使って働いたことがあるか」という質問に対し、
「ある」の回答は、全体の30%。
2019年のコロナ前は3%であり、10倍に増えているようです。
しかし業種別に見ると、IT・通信やマスコミ・広告・デザインでは、
6~7割がテレワークを経験している一方、
流通・小売、運輸・交通・物流・倉庫、サービスなどでは1~2割と、
浸透しているとは言えない現状もあります。
「通勤ストレスがないこと」が最大のメリット
テレワークで感じたメリットについては、
「通勤ストレスがない」と答えた割合が、いずれの年代でもトップでした。
その他、「コロナウイルス感染などのリスクを減らせる」
「人間関係のストレスがない」などの回答率も高い傾向です。
テレワークの働き方に満足している人は多いが、継続しない企業も
テレワークへの満足度について、
「とても満足」と「やや満足」を合わせた割合は、全体の約7割です。
一方で、「現在もテレワークを続けていますか?」という問いに対し、
55%が現在は続けていないと回答しています。
緊急事態宣言中などの一時的な導入が多かったと見込まれます。