今回は、
株式会社AI Samuraiが提供する「AI特許作成」が、
経済産業省より適法と認められた件を紹介します。
特許出願書類作成の大幅な効率化が可能
株式会社AI Samuraiは、特許出願書類の作成支援システム
「AI特許作成」の提供を2021年12月に開始。
数週間かかっていた先行技術調査を数分で行えるため、
大幅な効率化を実現できるシステムです。
一方で弁護士法では、弁理士以外が
報酬の発生する特許出願書類などを作ることを禁止しています。
そのため、会社側が書類作成を代行しているとみなされ、
法律に反するとされる懸念もありました。
グレーゾーン解消制度を通して経済産業省より回答
そこで株式会社AI Samuraiは、事業者が規制適用について確認できる
「グレーゾーン解消制度」を利用して国へ問い合わせました。
2月18日付で経済産業省から回答があり、
弁理士の監督下で書類作成が行われていれば、
法律違反にならないとの内容でした。
特許申請にあたっての活用に
コロナ禍でのコストを抑えることなどを理由に、
特許の出願数は減少していると聞きます。
出願を考えている企業があれば、
株式会社AI Samuraiのようなサービスの活用を
検討しても良いかもしれませんね。