今回は、政府が予定している
マイナンバーの活用拡大について、解説します。
資格の取得・更新などに適用される予定のため、
企業としても、今後の動向に注目する必要があります。
1. 従来の3分野以外でも活用
昨年12月、政府は2025年度までに
マイナンバーの活用範囲を拡大する重点計画を決めました。
これまでマイナンバーを活用できたのは、
税・社会保障・災害の3分野。
国民の理解が得られれば、
2023年にも法改正を実施する方針です。
2. 運転免許証をはじめとした資格の取得・更新にも
政府では、2024年度より、
マイナンバーカードを運転免許証としても利用可能にする予定です。
他には、国家資格の取得・更新にあたっても、
マイナンバーを活用し、手続きを簡略化させる計画もあります。
3. 2021年10月からは健康保険証としての利用が可能に
2021年10月からは、マイナンバーカードを健康保険証として
活用できるようになりました。
まだ方針の段階ではあるものの、
今後、予定しているとおりマイナンバーの活用拡大が進む可能性は
十分にあるでしょう。