今回は、令和3年11月30日に公表された令和2年国勢調査 人口等基本集計をもとに、一人暮らしが増えている現状を解説します。
【出典】令和2年国勢調査|総務省統計局
1. 一人暮らし世帯が38.0%を占める
総務省が公表した令和2年国勢調査によると、日本の世帯数は5583万154人であり、そのうちの約38%にあたる2115万1042人が、一人暮らし世帯でした。
前回の調査と比べて、14.8%の増加です。
2. 高年齢者の一人暮らしが増えている
高年齢者の一人暮らし世帯は増加しており、5人に1人の高年齢者が、一人暮らしです。
男女別に見ると、女性高年齢者の数は、男性の倍近くとなっています。
3. 一人暮らし世帯に合った支援が求められる
一人暮らし世帯が増加している中、企業にも一人暮らし向けの支援が求められます。
家賃補助や独身寮の設置などが、一例です。ライフスタイルの変化に合わせて、自社における支援の在り方を、見直す必要があるかもしれません。