今回は、三菱商事が実施している、経営人材の育成方法をご紹介します。
ぜひ、自社の取り組みにお役立てください。
経営人材の候補をG1~G5に分類
三菱商事では、2019年4月に新人事制度を開始。経営人材として期待される従業員を、経営難易度に応じてG1~G5に分類しています。
G1~G2には、子会社のトップや役員、本社のチームリーダーを任せ、G3以上には、重要な子会社のトップや本社部長を任せます。
新人事制度を機能させるために
経営人材として「ふさわしくない」と判断されれば、グレードを降格させたり、通常の昇格制度に戻したりします。
「G」の評価制度の対象となっている従業員には、上司・同僚・部下から匿名でフィードバックを行い、経営人材としての行動要件を満たしているかが評価されます。
経営に関わる人材の育成を
企業成長に伴って、経営人材の育成は重要度を増します。若手従業員がモチベーションを高めつつ、企業の経営戦略に適した人材として成長してもらうには、適切な評価や適材適所への配置が重要です。