今回は、最近増えているデジタル技術を駆使した心のケアを紹介します。
ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。
日本医療研究開発機構の「KOKOROBOメンタルチェック」
コロナ禍で心の不調が増えている中、アプリなどのデジタルツールを用いた支援が生まれています。
例えば、日本医療研究開発機構の「KOKOROBOメンタルチェック」は、パソコンやスマホから無料でメンタルチェックをできます。
結果に応じて、AIチャットボットによる認知行動療法や専門家とのオンライン相談を受けられる仕組みです。
デジタルツールを利用するメリット・デメリット
デジタルツールを利用した心のケアには、下記のメリット・デメリットがあります。
【メリット】
・時間と場所を選ばずに使える
・気軽に利用できる
・自分の症状を客観視する機会になる
【デメリット】
・パソコンやスマホの操作に慣れていないと使いにくい
・一定の費用がかかる場合がある
相談のハードルを下げる意味でもアプリは有効
心にストレスを感じている人の中には、相談のハードルが高いことで、周囲に言えていない人がいます。
アプリをはじめとしたデジタルツールによる心のケアは、自分の状況に応じて気軽に利用できる点で魅力的です。
ぜひ、従業員の健康保持増進の方法として、デジタルツールの活用も検討してみてください。