今回は、富士通が実施している社員教育の見直しについて、詳細をご紹介します。ぜひ、皆さまの企業における社員教育の参考にしてください。
希望する研修を自由に受講できるように
富士通は、企業内における働き方のコンセプトとして、「ワークライフシフト2・0」を発表しました。
企業内に設置していた研修施設を削減する一方で、研修のメニューは約3倍に増加。入社時の研修以外は、一律で行う研修を撤廃します。
時間や場所に縛られず、自分のキャリアにあった研修内容の選択が可能となります。
ワーケーションの推奨や評価制度の見直しも
出張先の滞在期間延長を認めたり、滞在延長後の移動費を負担したりと、ワーケーションを推奨する取り組みも特徴的です。
課長級以上を対象に、月1回上司と個別面談を行う「コネクト」を導入するなど、評価制度の見直しも行っています。
多様なキャリアの実現へ
富士通では、「ワークライフシフト2.0」により、従業員がこれまで以上に働き方やキャリアを自由に選べるような環境作りに励んでいます。
皆さまにおいても、多様なキャリアの実現のために、他社の事例を参考にしながら、自社で可能な取り組みを検討してみてください。