今回は、在宅勤務における「ストレス」に注目します。
チューリッヒ生命保険の調査を用いてリアルな実態を紹介しますので、ぜひ自社における労務管理の参考にしてください。
【出典】2021年ビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査(2021年5月実施)|チューリッヒ生命保険
20代女性は特にストレスを感じやすい傾向
チューリッヒ生命保険の調査にて、在宅勤務でストレスを感じる人の割合は4割にのぼることが明らかになりました。特に、20代女性はストレスを感じやすい傾向です。
ストレスを感じる女性は、年代が上がるにつれて少なくなり、一方で男性は、年代が上がると多くなることも分かっています。
理由を見てみると……
在宅勤務にストレスを感じる要因としては、
「家族がすぐ近くにいる」
「業務に必要な機材が整っていない」などが考えられています。
また、通勤にストレスを感じている人は、在宅勤務にストレスを感じにくい傾向です。
年代や業務環境などを踏まえたケアも
新型コロナの流行から1年以上が経ち、テレワークが浸透していても、多くの労働者が在宅勤務にストレスを感じています。
チューリッヒ生命保険の調査では、特に20代女性がストレスを感じやすいなどの傾向も分かりました。ほかにも、在宅での労働環境などもストレスに影響する可能性は高いといえます。
ぜひ、自社における労務管理に役立ててください。