助成金はうまく活用すれば、企業経営を強力にサポートしてくれます。しかし、複数の助成金を同時に申請する場合、併給調整がかかるケースがあることをご存じでしょうか?
併給調整とは
簡単に言うと、「同じ取り組みに対して、複数の助成金を満額もらうことはできない」というルールです。
- キャリアアップ助成金の各コース
- 65歳超雇用推進助成金の各コース
- 人材確保等支援助成金の各コース
- 人材開発支援助成金の各コース
などを組み合わせる場合、対象経費や対象期間が重なると、どちらかが減額・不支給になることがあります。
よくある誤解
「制度が違うから大丈夫」「申請窓口が違うから問題ない」これらの考えは誤りです。
助成金はすべて国の財源で動いており、重複支給は厳しくチェックされます。
事前確認が重要です
複数の助成金の支給申請にあたっては、併給調整がかかる場合があります。
必ず事前に厚生労働省が提供している「併給調整早見ツール」で確認してください。
助成金は年々改正され、組み合わせの可否も変わります。
助成金は『設計』がすべて
助成金は単発で考えるものではありません。
- どの助成金を入口にするか
- 次に何につなげるか
- 併給リスクをどう回避するか
ここまで設計して初めて『戦略的活用』になります。
おわりに
助成金は「知っているかどうか」ではなく、「設計できるかどうか」で差が出ます。