採用面接は、応募者の適性やモチベーションを見極めるための重要な場面です。
しかし、人事担当者としては、どんな質問をすればいいのか、またどうやって応募者を評価すればいいのか、悩んでしまうことも多いでしょう。
そこで、今回は採用面接を成功に導くための8つのポイントをご紹介いたします。
【採用面接でチェックしたい8つのポイント】
① コミュニケーションスキルの確認
担当する業務内容にもよりますが、コミュニケーションスキルを重視する企業は多いでしょう。
応募者がどのように相手と関わってきたのか、過去のグループ活動（例：前職の部署など）でとくに人間関係において意識していたことなどを質問してみましょう。
② 志望度・意欲の確認
入社後、早期に活躍してくれるかどうかは中途採用において重要な要素です。
応募者が本当にこの会社やこの仕事に興味を持っているか、やる気や志望動機を具体的に確認してみましょう。
③ 仕事に対する姿勢
応募者がどのような価値観やモチベーションを持って仕事に取り組んでいるかを見極めます。
例えば、困難な課題に対してどう取り組むか、またはどのような目標を持っているかを質問してみましょう。
④ スキルマッチ
応募者が担当する予定の業務に必要なスキルや経験を持っているかを見極めます。
具体的なプロジェクトや過去の業務経験について聞き出すとよいでしょう。
⑤ ストレス耐性
応募者が仕事で発生するストレスやプレッシャーに対してどのように対処しているかを見極めます。
過去のストレスフルな状況でどのように対処したかを尋ねると良いです。
⑥ カルチャーマッチ
応募者が自社の組織文化や価値観に合っているかを見極めます。自社のミッションやビジョンに対する応募者の考えを聞き、共感しているかどうかを確認します。
⑦ 志向性
応募者が将来的にどのようなキャリアパスを描いているかを見極めます。
長期的な目標や興味のある分野について話してもらい、会社の求める人物像とミスマッチがないか判断します。
⑧ 定着性
応募者が入社後も長期的に働いてくれる可能性が高いかを見極めます。
過去の職歴や退職理由について詳しく尋ね、同様の理由で離職するリスクがないか確認します。
まとめ
上記で述べたポイントをおさえることで、有効な面接時間を設けることができます。
応募者が社内で必要とされている人材なのか見極めるため、適切な質問をして、企業の力になる人材を採用していきましょう。