今回は、厚生年金を受給するための手続きについて、概要をご説明いたします。
1.厚生年金の基本
厚生年金は、国民年金と並ぶ社会保険の一環です。
労働者が一定の加入要件を満たしていると、生涯に渡って受給することができます。
原則、10年以上の受給資格期間がある65歳の方は老齢厚生年金の対象となります。
2.年金請求書の送付
受給開始年齢に達し、老齢年金の受給権が発生する方を対象に、
受給開始年齢に到達する3カ月前に、年金を受け取るために必要な年金請求書が届きます。
3.年金請求書の提出
届いた年金請求書に必要事項を記入し、年金事務所に提出すると、
年金証書・年金決定通知書が届き、年金の受け取りが開始されます。
4.注意点
年金を受けられるようになったときから、年金の請求をせずに5年を過ぎると、
5年を過ぎた分の年金については時効により受け取れなくなる場合があります。
計画的に受給申請しましょう。
以上が厚生年金を受給するための基本的な手続きです。
ぜひ、参考にしてみてください。