2022年の10月から「産後パパ育休」制度がスタートしました。
しかし、まだまだ職場の雰囲気などから育休を取得しづらいと考える男性は多いようです。
育休を取りにくくしてしまう、発言や対応について紹介します。
育休を取りづらくしてしまうNG発言
- 「男性が育休を取得すると昇進に響くから取らない方がいい」
- 「昔は男性が育休を取るなんて考えられなかった」
- 「育児は女性がするものでは?」
- 「休まれると他の社員に負担がかかる」
取得直前や取得中に言われて傷つくNG発言
- 「育休の期間は忙しいから数日出勤してほしい」
- 「男性が育休とって、日中は何をしているの?」
- 「育休でしっかりリフレッシュしてきてね」
育休取得後のNG発言や対応
- 「おかえり!これで子育ては終わったから仕事に専念できるな」
- 育休明けに配置転換や降格など不当な扱いをする
- 育休明けの男性社員に仕事を与えない
紹介した発言や対応はハラスメントに該当するおそれがあり、トラブルにも発展しかねません。
しかし、こうした発言や対応は、男性の育休に対する理解が不充分だと悪気なく出てしまうものです。
管理職やリーダー職は、とくに男性の育休取得への理解を深めておく必要があると言えます。
育休の取得率を向上させるためには、取得しやすい環境や雰囲気づくりがかかせません。