「職場がホワイト過ぎて辞めたい」と、仕事のゆるさが原因で離職する若手社員が増えているといいます。
離職防止には仕事への「やりがい」を感じてもらうことも重要です。
そこで今回は、仕事へのやる気を高めてもらうための、若手社員へ適切なフィードバックを行うポイントを解説します。
1. 目標と関連付ける
フィードバックの基本は、目標と関連付けることです。
目標達成した状態を「あるべき姿」として、現状とのギャップを説明・確認しましょう。
そのギャップを埋めるためには「何をするか」という改善策を部下とともに考えます。
2. 具体的に話す
フィードバックでは曖昧な表現や言葉をできるかぎり排除してください。
「進め方の効率が悪いですよ」と伝えるのではなく
「この作業に1時間かかりましたが、40分で終えることを目指しましょう」といったように、
具体的に伝えるのが大切です。
3. 伝え方や場面には気をつけよう
フィードバックを受ける部下は、どうしても緊張していることを理解しましょう。
伝え方によっては「怒られた・叱られた」と捉えられかねません。
ミーティング室など1対1で話せる場所でゆっくりと話すのがおすすめです。
ホワイトボードなどを使い、セミナーや授業のような形式だとポジティブな空気が生まれやすいでしょう。
今回紹介したポイントを参考に、若手社員のやる気を引き出してみてください。