日本経済新聞が10月にビジネスパーソン約500人を対象に行なった調査によると、
自宅以外でテレワークを実施した場所の1位はカフェ、喫茶店など飲食店でした。
また、テレワーク場所に求める条件の1位はWi-Fiなどインターネット環境だったといいます。
しかし、公共の場でのテレワークにはセキュリティ上の危険性もはらんでいます。
フリーWi-Fiの危険性と対策
カフェや図書館など公共の場でフリーWi-Fiは、セキュリティ対策が万全でないと考えましょう。
悪意のある第三者から通信内容を傍受される危険性があるためです。
公共の場でのテレワークを導入するのであれば、通信キャリアが提供するモバイルルータを貸与するのをおすすめします。
公共の場での覗き見への対策
また、公共の場でテレワークを行うと、パソコンの画面を覗き見されることによる情報漏洩の恐れがあります。
カフェなどでの作業を許可するのであれば、「覗き見防止フィルム」をパソコンに利用すると良いでしょう。
紙媒体の持ち出しの危険性と対策
紙の資料が多い企業がテレワークを実施する場合、紙媒体の持ち出しが増えると考えられます。
しかし、紙媒体は遺失してもすぐには気づきにくいことから、盗難のリスクが非常に高いといえます。
そのため、紙資料をPDF化するなどペーパーレス化を推進するなどの対策が必要です。