求人サイト運営のインディードジャパンがシニア期の働き方について今年7月に調べたところ、
50代の7割超えが60~70代以降も働く意向があることが分かったといいます。
そこで、今回はシニア世代の雇用について企業にとってのメリット・デメリットをお伝えします。
メリット
少子高齢化などを背景に国内での人手不足がまん延しています。
そのため、シニア世代を雇用する最大のメリットは「労働力不足の解消」だといえるでしょう。
また豊富な人脈を持つ「優秀な人材を獲得」も期待できます。
専門的な知識といったスキル面だけでなく、
顧客との接し方や部下との関わり方といったコミュニケーション面で
優れたシニアも多く見られます。
デメリット
経験豊富な即戦力の獲得が期待できる一方、「体調面での不安」があるのもシニア世代の課題です。
しかし、日本の健康寿命は74.1歳と世界トップクラスと言われており、
多くのシニア世代は定年後も働く意欲や体力を持ち合わせているでしょう。
シニア世代のなかには、デジタルへの苦手意識があり「ITリテラシーが低い」方も見受けられるのもデメリットだといえます。
このように、シニア世代の雇用にはメリットとデメリットがあります。
今後増えると考えられる「シニア世代雇用」への対応が求められています。