パフォーマンス学の権威である佐藤綾子氏が、94年に日本人の学生と社会人を対象に調査した研究によると、
人が他人に好意を抱く理由は以下の通りだったそうです。
- 表情:60%
- 言葉:8%
- 声の調子や大きさなど:32%
また、さらに研究を進めると、人はわずか1~2秒で初対面の人の第一印象を決めていると分かりました。
しかもこの第一印象はその後もなかなか変わらないそう。
第一印象アップのコツは「目力」「視線」「口角」
佐藤氏によると、第一印象を良くするポイントは相手と視線を交わすアイコンタクトと笑顔です。
いずれも相手に関心があり、親しくなりたいというサインになります。
アイコンタクトのコツは、まず上まぶたに力を入れて目をしっかり開け、目力を強調すること。
相手の鼻の縦方向の2分の1ぐらいを頂点に両目の外側を結んだ逆三角形の真ん中あたりを見つめると、圧迫感を感じさせません。
見つめるのは、1分間に32秒以上が目安です。
一方の笑顔は、口角を上げるように意識するのがコツ。
経営者は第一印象がビジネスの結果に影響を与える場面も多いもの。
紹介したコツを、ぜひ日常にも取り入れてみてはいかがでしょうか。