今回は、全ての病院への「マイナ保険証」運用システムの導入義務化について紹介します。
マイナ保険証とは、健康保険証の機能を付与したマイナンバーカードを指します。
健康保険証からマイナ保険証への将来的な完全移行を政府は目指しています。
しかし、マイナ保険証の普及は進んでいるとは言えない状況です。
2022年5月現在、マイナ保険証を使える医療機関は全体のわずか2割にとどまっています。
そこで厚生労働省は全ての医療機関に対し、マイナ保険証の運用に必要なシステムの導入を、
2023年4月に義務化する方針を打ち出しました。
数百万円かかる初期費用への補助も合わせて予定しています。
政府としてはマイナ保険証の普及を促進して、遅れている医療機関のデジタル化を推進したい狙いです。
この施策が実現され、低迷するマイナ保険証の普及につながるか注目されています。
マイナンバーカードの利用については、従業員から質問が出るケースも考えられます。
今後も最新の情報をチェックしておきましょう。