今回は、人事評価で行われる評価方法の1つ、
「コンピテンシー評価」について、概要やメリットを紹介します。
ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。
コンピテンシー評価の概要
コンピテンシー評価とは、
自社で優秀な成果を挙げている従業員をモデルとしたうえで、
評価基準を定める方法です。
実施にあたっては、観察やインタビュー、テストなどを通して、
まずは行動特性を把握する必要があります。
理想の人物像が社内に共有される
コンピテンシー評価の実施により明確になる
「自社が理想とする人物像」を共有すれば、
従業員にとっては努力の方向性を定めやすくなります。
理想の人物像は、経営目標や理念を体現しているため、
企業成長にも大きな好影響があるでしょう。
評価のしやすさや納得度の高さも
優秀な成果につながる行動が明確化されたうえで、
評価項目に反映されるため、
評価者ごとのズレが生じにくいメリットもあります。
結果として、評価の不公平さも無くなり、
被評価者の納得感も高まります。