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【ナラティブアプローチ】部下の悩み解決にも効果的

今回は、ビジネスシーンでも注目を集めている

「ナラティブアプローチ」について、紹介します。

 

ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。

 

ナラティブアプローチとは

 

ナラティブアプローチとは、

相談相手が自分自身のストーリーを語る中で、

悩みの解決に導く手法です。

 

カウンセリングをはじめとした臨床心理の領域で活用されていた手法で、

近年はビジネスシーンでの活用も増えています。

 

ナラティブアプローチの進め方

 

ここからは、上司が部下の悩みを解決するシーンを例に挙げ、

ナラティブアプローチの流れを解説します。

 

最初のステップとして、相手のドミナントストーリーを傾聴します。

ドミナントストーリーとは、相手が思い込んでいるストーリーのことです。

 

その後は、ネガティブな気持ちを抑えるために、

抱えている悩みを外在化させ、悩みを客観視できるようにします。

 

最終的にはオルタナティブストーリーを作る

 

悩みを外在化したら、

「誰が」「どのような経験が」などの反省的な問いかけを繰り返し、

例外的な結果を導き出します。

 

例外的な結果とは、

「本人は仕事での失敗が多くて悩んでいるが、多くの仕事を任せられるほど信頼されている」のように、相手が自覚していない内容です。

 

最終的には、オルタナティブストーリー(代替の物語)を作ると、

部下の前向きな気持ちを引き起こせます。