今回は、最近注目されている「逆パワハラ」について、
概要や対策をご紹介します。
ぜひ、自社での取り組みにお役立てください。
逆パワハラは部下から上司への嫌がらせ
逆パワハラとは、部下から上司に対して行われる、
立場を利用した嫌がらせのことです。
パワハラと聞くと上司から行われるものだと思われがちですが、
部下によるパワハラも起きています。
実際に、逆パワハラにより男性職員が自殺し、
公務災害認定を受けた事例もあります。
逆パワハラの対策
逆パワハラの対策としては、
上司のマネジメントスキル向上が代表です。
逆パワハラが起こる要因としては、上司による指導が不十分で、
部下がストレスを溜めている、舐められていることが考えられます。
倫理観を養ってもらうために、全従業員への研修も必要です。
上司が強い態度を取れないのを良いことに、
部下が挑発的・高圧的な態度をとることで逆パワハラにつながる場合もあります。
逆パワハラを未然に防止しよう
逆パワハラは、心身の不調を引き起こすだけでなく、
事例でも挙げたように死亡事故にもつながります。
さらに、一度逆パワハラが発生すれば、
他の従業員も居心地の悪さを感じて自社から離れてしまう可能性もあるため、
未然の防止が重要です。