2020年の5月頃は、ここまで長期間コロナの感染が収束しないとは思いませんでした。
今は、同じ業界でも「勝ち組」と「負け組」に分かれています。動乱期を乗り切れるかどうかは経営者の手腕次第ですね。飲食やホテルというと、経営が厳しい業界の代表と思えますが、実際には黒字の会社もあるというから驚きです。例えば、有名な星野リゾートさんは苦境にも関わらず値引きもリストラもせず乗り切り、先日、京都のホテルを3つ買収していました。めざましい活躍ですね。
この例からわかるように、雇用調整助成金に頼ってはいけません。それに雇用調整助成金は、段階的に支給額がさがります。国の施策が大幅に変わり、従業員を休業させるのではなく人手不足の会社に出向させるという方向に変わってきたからです。
具体的な例として、JALの客室乗務員がコールセンターで働いている姿がマスコミでも取り上げられていました。コールセンターは人手不足です。また、家電量販店やドラッグストアも同様です。
ただ、出向で怖いのは、いい人材を出向で受け入れた先の企業が手放さず、そのまま転籍もあることです。ぜひ勝ち組企業になって、いい人材を獲得するチャンスにしましょう。