今回は、コロナ禍におけるアルバイトの現状をご紹介します。中小企業事業所の皆さまにおいても、アルバイトを雇用している、または検討しているケースは多いでしょう。ぜひ、自社におけるアルバイト雇用の参考にしてください。
シフトが減少したアルバイトの3割がコロナで収入5割減
株式会社マイナビの調査によると、コロナでシフトが減少したアルバイトのうち、収入が5割以上減少した人の割合は、約3割です。
さらに細かく見ると、コロナの影響でシフトが減少した人は、10代や20代の学生が多い傾向にあります。
アルバイトの今後は?
同調査では、シフトが減少した人に対して補填策も質問しています。結果は、「バイトと掛け持ちで副業や兼業を開始する」と答えた人が多く、全体の36.5%です。
今後は、学生を中心に、アルバイトの掛け持ちが活発化することが予想できます。
アルバイトの採用で企業に生産性を
アルバイトの掛け持ちが活発化する中、優秀な人材がアルバイトに応募するケースが増えることも予想できます。
そのため、アルバイトの採用が企業に大きな生産性をもたらしてくれる可能性も、十分に考えられるでしょう。
コロナの影響で、人件費にコストをかけられない企業は多いかと思います。アルバイトであれば、正社員を雇うよりも、人件費を抑えることが可能です。