今回は、近年注目されている採用手法である「リファラル採用」について、メリット・デメリットを紹介します。リファラル採用とは既存従業員の紹介により、新たな人材を獲得する採用手法です。
どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
コスト削減やマッチング面でのメリットがある
リファラル採用では、採用活動にかける広報費や、求人掲載費などがかからないため、採用コストを削減できます。中小企業でも、気軽に始められる採用手法だといえます。
また、自社をよく知っている既存従業員からの紹介であるため、最適なマッチングが実現しやすい点もメリットです。
(参考:ITmedia ビジネスオンライン)
デメリット:紹介者と応募者の人間関係が悪化する可能性も
デメリットとしては、紹介してもらった人材を不採用とした場合、紹介者と応募者の人間関係が悪化してしまう可能性がある点です。
また、紹介できる人材には限度があるうえに、紹介された側も急な転職への対応は難しいため、大量採用や短期間での採用には向いていません。
リファラル採用は通常の採用方法との併用がおすすめ
デメリットをカバーするには、リファラル採用の目的や求める人材を明確にし、従業員に共有する必要があります。
また、あくまで採用手法の1つと考え、通常の採用方法と併用することがおすすめです。