今回は、令和2年国勢調査をもとに、未婚率が上昇している背景をご紹介します。
ぜひ、自社での対策にお役立てください。
【出典】令和2年国勢調査|総務省統計局
1. 日本の未婚率は男女ともに前年より上昇
総務省が2021年11月に公表した「令和2年国勢調査」によると、15歳以上の配偶関係別未婚率は、男性が34.6%、女性が24.8%。どちらも、前年より上昇しています。
未婚率が上昇している背景の1つとしては、地方から都心部に転出する若い女性が増えており、結婚相手を探す男女比のバランスが崩れていることが考えられます。
2. 若い女性が都心部に転出する理由
若い女性が都心部に転出する理由としては、下記が挙げられます。
・希望する進学先が地元にない
・地方の企業は給与が低い
・自分がやりたい仕事が地方にない
特に、キャリア形成に関心のある女性にとっては、都心部のほうがメリットが多い現状です。
3.「働きがい」を求めている女性が多い
現代女性の社会進出に対する意欲向上に伴い、「働きがい」を求めて都心部に転出する女性は増えています。
企業としては、女性が地方・地元へ残りたい・戻りたいと思わせる取り組みが重要です。
ぜひ、皆さまの企業においても、女性の「働きがい」に焦点を当てた取り組みを考えてみてください。