今回のテーマは、日系ウーマノミクス・プロジェクトのアンケートを元にした、「コロナ後の働き方」です。
アンケート調査は、小学生以下の子を持つ男女119人を対象としています。どのような結果が出ているのでしょうか。
【出典】在宅と出社の「ハイブリッド」望む 働く親の座談会|NIKKEI STYLE
85%が「働き方が変わった」今の働き方に満足する人も多い
アンケートでは、「働き方が変わった」と回答した人が85%にのぼっています。さらに、今の働き方に満足する人は67%です。
働き方に満足する理由としては、出社と在宅勤務を選択できるようになり、働き方の自由度が増したことが大きく影響しています。家事や育児の時間が増えたことも、満足度が向上した理由のひとつです。
一方で働き方に不満を持つ人も
働き方に満足する人が多い一方、不満を抱えている人も33%います。不満の理由としては、「テレワークを増やしたい」「家事や育児の時間が増えたことで生産性が低下した」などです。
テレワークの少なさや、家庭での問題を挙げる人が少なくありません。
テレワークと在宅勤務を自由に選びたい人が多数
子育て世代の理想的な今後の働き方として、「テレワークと出社を柔軟に選択したい」という意見が多かったようです。
今後、コロナが落ち着いたからといって働き方を元に戻せば、従業員離れが進む可能性があります。
企業としては、働き方に対する考え方を根本から見直しつつ、最適な対応を見極めることが重要です。